スタッフブログ

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2017/11/15  ショールームダイアリー  ゼネラルマネージャー 勝本 祐輔
ABARTH長野、店舗&期間限定車登場です。
勝本 祐輔 / カツモト ユウスケ
[ゼネラルマネージャー]
 
こんばんは、勝本です。

ようやくこの場で案内することができます。

今日が解禁日です。



先日の長い「レコモン」の話もこのためでした。

番宣みたいなものです。


・・・「レコモン」欲しいという気持ちは本物ですよ。


最初から「レコモン」込みの限定車です。

「これしかないんだよっ」

と胸を張ってお伝えください。


さらに、ご来店いただいてアンケートにお答えいただくと


この純正ピンバッジをプレゼント。

先着10名様分です。

これは私も持ってます。

特にお許しを請うことももございませんでしたので。

大きめなので、迫力ありますよ。


ご来店、お待ちしております!

 
   
2017/11/15  ショールームダイアリー 
Galleria degli Uffizi
 

ご無沙汰しております。

 

イタリアで4泊と前後が機内泊でしたので、一週間程・・・不在にしておりました。

 

現地からFacebookを更新しておりますので、動画とパノラマ写真はそちらをご覧ください。

 

まず何からお伝えしようか・・・迷うのですが・・・

 

日常的に遊歩道でも弦楽三重奏が行われていたり、至る所にフレスコ画が残されていたり、建築、彫刻、絵画・・・多くの芸術家が活躍していたことから、第一印象が「芸術の国」でした!

 

時系列ではなく、まずは芸術に触れてみようと思います。

 

場所はフィレンツェ、アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオから程近い「ウフィッツィ美術館

館内、通路天井にはスレスコ画が続き、両側には古代彫刻が並んでおりました。

12世紀~18世紀頃にかけて順にご紹介していきます。

 

まず、サンタ・マリア・デル・フィオーレの鐘楼をデザインしたことでも有名なジョットによるマエスタ『荘厳の聖母』

リッピ『聖母子と二天使』

 

入場チケットの挿絵にもなっておりましたので、ウフィッツィ美術館の数ある作品の中でも見所ですね。

ピエロ・デラ・フランチェスカ『ウルビーノ公夫妻の肖像』

 

諸説あるそうですが、不自然な鼻は、実際に削っていたとか・・・額を広くするために髪を抜いていたとか・・・不気味に白い肌は死を表しているのだそう・・・

ボッティチェリ『プリマヴェーラ(春)』

ローマ神話の神が集い、春の訪れを祝うという場面です。

『ヴィーナスの誕生』

海の泡の中から生まれた愛の女神ヴィーナスを中心に、風の神とその妻で花の神が花を蒔きながら祝福しており、時の神が絹の布をかけようとしています。

 

女性の膨よかで柔らかな感じ、美しい自然、幸福に満ちた暖か味を感じました。

ボッティチェリは他の作品に自身を描いておりました。 

 

自画像は美化して描くので実際と異なるようですが、こちらはどうなんでしょうね。

 

『東方三博士の礼拝』

『トンド・ドーニ(聖家族)』

 

板に描かれた唯一のタブロー画。

 

作品に引けを取らないオラフォに彫らせた額縁は、『天国への門』からインスパイアされたそう。

それがこちら・・・

 

サン・ジョヴァンニ礼拝堂の東側にある扉でロレンツォ・ギベルティ作『天国の門』

 

25年の歳月をかけた傑作で、10枚のパネルに旧約聖書「創世記」を遠近法で浅堀りされています。

 

(本物はドゥオモ付属博物館に所蔵されているので、こちらはレプリカです)

 

話を戻します。

 

続いて・・・『ラオコーン像』

 

ギリシャ神話の神官ラオコーンと、その息子達・・・後から作成された腕が不自然な気もします・・・(本物はバチカン美術館に所蔵)

観る角度を計算して描かれた、ダ・ヴィンチによる『受胎告知』

ヴェロッキオの弟子だったダ・ヴィンチは、『キリストの洗礼』で左の天使を描き才能を認められました。

ラファエロ『ひわの聖母』

受難の象徴、ひわ(鳥)を手にしていることから、先の運命を暗示していると言われています。

ラファエロの自画像が貸出展示に出ているということで、観ることが出来ませんでした。

 

ラファエロの死後・・・

 

「同じことをやっていてはダメだ!」ということで、ルネサンスから新芸術マニエリスム(洗練された技法という意味)へと移り変わります。

 

不自然な誇張や歪んだ遠近法は、不安定な時代背景を反映したものとも言われています。

 

私は好みじゃありませんが・・・そういう時代もあったということでご紹介します。

 

パルミジャニーノ『長い首の聖母』

そしてバロックへ・・・

 

女性画家、アルテミジア・ジェンティレスキ『ホロフェルネスの首を斬るユディト』

 

狂気に満ちていますが・・・彼女の悲惨な過去から生まれた作品です。

 

剣が十字を表し、神の制裁を意味しているそう。

 

カラバッジオから構想を得たそうで、とても良く似ています・・・大きく異なるのは女性の表情と臨場感でしょうか。

 

カラバッジオ『バッカス』

 

よく観ると・・・

 

(左側から)デカンタの映り込み、発酵による泡、果物の傷み具合、グラスを持つ手の爪には汚れ・・・緻密に描かれています。

 

 

長くなりましたが、ウフィッツィ美術館はそんな感じでした。

 

また少しずつ、いろいろご紹介していきますね。

 
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